「努力しているかしてないか自分が一番知っている」

（大谷　徹奘【てつじょう】、薬師寺執事）

努力（どりょく）とは、目標を実現するために、心や身体を使ってつとめることで、目標を掲げ、そこに到達するために邁進することのことを言います。

努力という行動自体は、自分で決めた目標を達成するために行うものです。

しかし、努力しているかどうかを決めるのは、自己判断ではありません。

受験や就職、仕事などで宣言通り目標を達成した、責任感を持って行動した結果チャンスをつかんだなど、結果や変化を出した時に、その日までの取組を見て周りから評価されるものです。

自分自身の行動は自分自身が一番わかっています。

自分の目線ではなく、自分自身を客観的に見て、本当に努力しているか・・・していないか・・・

公平に、公正に正しくお客様目線で自分を自己判断することが大切です。

努力というものは、人間にしかできないものです。

そこに創意工夫があって文化となります。

今日一日努力したのか。

一日が終わったときに、自分に対する問いに「よくがんばりました」と答えることができたら、人間らしく生きたという事になります。

本当によく頑張ったと思えたその時に、真の充実感を感じるのです。

今日もみんなの為に「よく頑張ったと」心から思える行動をしていきましょう。

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