「最大の美徳は、他人の役の立てることだ」

（アリストテレス BC384〜BC322 ギリシャの哲学者）

アリストテレスはプラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、西洋最大の哲学者の一人とされ、その多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる人物です。

人間の本性が「知を愛する」ことにあると考え、ギリシャ語ではこれをフィロソフィアと呼びます。

フィロは「愛する」、ソフィアは「知」を意味するそうです。

この言葉がヨーロッパの各国の言語で「哲学」を意味する言葉の語源となったようです。

美徳とは、美しい徳、道にかなった行い。という意味です。

「人として一番正しいことは、他人の役に立てること」ということでしょうか。

「他人の役に立つこと」と言わずに、「役に立てること」と言っていることがまた奥深いですね。

誰しも自分がやったことで、他人に喜ばれれば嬉しいものです。

自分のためと言いながら、誰しも誰かのために動き、誰かのために努力しているものです。

逆を言えば、誰かのために頑張ることで、巡り巡って自分のために頑張っているのです。

人は誰かの役に立てることで、自分の存在を認めてもらえているのです。

存続させていただけるのです。

だから、「役に立てること＝させていただく＝感謝する」ことが大切だということだと思います。

今日もみんなに感謝して行動できる一日にしていきましょう。

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