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9.72020
「あらゆる人を褒める人はだれも褒めないのである」
「あらゆる人を褒める人はだれも褒めないのである」
( ボズウェル 1740〜1795 イギリスの伝記作家)
誰でも褒めるということは、誰も褒めていないのと同じことという意味ですね。
他人を褒めまくる人は、「褒めて他人を自分の良いように動いてもらいたい」、「嫌われたくない八方美人」、「自分も褒められたいから他人を褒める」・・・など心の闇が多く存在します。
アドラー心理学では「褒める」「叱る」ことを否定しています。
これは子育てや教育現場だけでなく、社会人になってからの部下の教育や夫婦、友達同士、恋人同士といった全ての関係に当てはまります。
人を育てることや、世渡り術として「褒めること」が効果的だと考えられていますが、褒めてくれる人がいるならやる、でも、誰も褒めてくれないならやらない、という考え方に行きついてしまうのです。
「褒める」・「叱る」もバランスが大切なのです。
要はお世辞を言うなという意味なのだと思います。
誰にでも良いところがあります。
それを見つけてあげる。わかってあげるのは、素晴らしいことだと思います。
しかし、ただ褒めれば良いというものでもありません。
悪い点を認め、教えてあげることも大切です。
悪い点を指摘すると人間関係が悪くなると思われがちですが、それは悪いところを認めないからです。
一番重要なのは、「褒める」・「叱る」では無くて、良いところも悪いところもを認めるという事です。
良いところも、悪いところも認めていると、人間関係は良くなっていきます。
相手の短所を許し、長所と関わる人間の実力が「愛」です。
愛の力を高める方法は、相手の短所を許すことなのです。
短所を許すだけでなく、補い合い、長所を伸ばすよう一緒に考えて助け合える人間が豊かな人間関係です。
今日もみんなと豊かな人間関係を創ることが出来るようにしていきましょう。
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