「怒りの静まるとき後悔がやってくる」

（ソフォクレス BC497〜BC405頃ギリシャの詩人）

「怒り」とは怒ること、腹立ち、立腹、憤り、憤怒（ふんぬ、ふんど）・・・

憤怒は怒りが自制心を失うところまで強まった状態です。

そのような怒りがある程度まで高まり、そして沈着していくとき、怒りが落ち着きに変わるとき、かならず後悔がやってくるものです。

怒りにかられてしまうと怒りによって自制心を失うことがあります。

怒りによって自制心を失った状態で口走ったことや、行動に移してしまったことは、その怒りがやがて静まる、落ち着くとともに後悔に変わっていくものです。

どうしてあんなことをしてしまったんだろうと後で悔やんでも、反省しても後の祭り、取り返しがつかない場合もあるのです。

後悔先に立たずである。

すでにしてしまったことを後になって悔やんだところで取り返しがつないのです。

だから怒りを抑える努力をしなければならないのです。

ビジョン心理学で、怒りの本当の矛先は自分に向いているのだと教えてもらいました。

だから怒りの感情が静まってきたら、後悔するのではないでしょうか。

すべての原因は、自分にある。

それが理解できたら、反省をすることができます。

反省の本質は自己革新です。

後悔をすることが出来たという事は本質的に原因は自分にあると思えているのだと思います。

そうなれば後は具体的に変えるだけです。

大きく変えることだけが自己革新ではありません。

それこそ自分なりの自己革新を積み重ねることが大切なのです。

今日もより良い豊かな未来に向けて自己革新していきましょう。

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