「陰極まって陽を生ず」

（安楽庵策伝 1554〜1642 安土桃山・江戸前期の僧 茶人）

悪い状況も極まれば、そこから良い方向に転じることができるという事です。

寒さが厳しくなった後は、暖かな春に向かいます。

仕事や景気、人の気持ちもまったく同じだと思います。

ただ四季のように周期がわからないだけです。

ある意味で人生も同じです。

悪い時には、なぜ悪いのか。

どうしてそうなったのか。

良いことも悪いことも必ず理由があります。

その理由に対して、どんな努力をすれば良いのかを考えて、計画を立て行動していくのです。

その反省が正しければ必ず良い方向に向かいます。

今の結果は今までの行動の結果です。

自然に良くなったとしても、行動を変えなければその結果はまた繰り返すのです。

現状に対し素直に反省し、勇気をもって変えることが大切です。

今日も豊かな未来を創るために小さな一歩を踏み出しましょう。