「人は生きてきたように死んでいく」

（柏木哲夫金城学院大学学長）

柏木哲夫という人は、日本で初めてホスピス病院を立ち上げ、以後2,500人を看取ってこられた方です。

その中で実感されたのは、周りに感謝して生きてきた人は、周りに感謝しながら亡くなり、不平ばかり言って生きてきた人は、不平ばかり言って亡くなるのだということで、よき死を迎えるには、よき生き方をしなければならないということを学んだそうです。そして、よき生き方とは物事において必ずプラス面をみること。そして感謝をして生きること。この二つだと言ってみえます。

物事には必ずプラスの面とマイナスの面がありますから、そのプラスの面をみることで感謝することが出来るようになります。

もちろんマイナスの面を見ることも大切ですが、マイナスの面ばかりをみていては負の連鎖が起こっていってしまいます。

マイナスの面は見たうえで、それに対しては改善する努力をし、プラスの面をしっかりとみて次への活力とすることが人間には必要なのです。

良いことも悪いこともあるから人生は豊かになっていきます。

良いことも悪いことも今の自分が豊かになっていくために必要だから起こるものです。

人生は自分の周りで起こっていることへの捉え方で全く違うものになります。

前向きに捉えて、夢と希望を持ち続けたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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