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5.202023
「試す人になろう」
「試す人になろう」
(野中郁次郎 一橋大学名誉教授)
(野中郁次郎 一橋大学名誉教授)
“本田宗一郎が通った小学校にある言葉を紹介していたんです。「試す人になろう」と。世界は見たり、聞いたり、試したりだけれども、一番欠けているのは試したりだと。我われはいま一度試す人になろうと。試すことが小さな改善で終わってしまわないためには、大きな志が必要ですが、日本には世のため人のためという言葉で営々と築いてきたDNAがあります。そして、それをグローバルに通用するものにしていくためには、コモン・グッド、常識もきちんと深めていかないといけない。”
試さなければ良いか悪いかも判断できませんし、できるかどうかもわかりません。
そして、試したことが続けられるかどうか、みんなに受け入れられるかどうかには、大きな志が大切だということです。
日本には昔から「世のため人のため」という言葉で営々と築いてきたDNAがあるのですから、みんなのためになるということが大切ですね。
自分にも、相手にも、第三者にもタメになるから長く続けていくことが出来ますし、豊かになっていくのだと思います。
このDNAを顕在化させることが日本人として生きるということだと私は思います。
ただ、バランスを撮ってばかりも難しいので、順番にタメになるようにするということも大切だと思います。
丁度良いは難しいので、今回は相手、今回は第三者、最後は自分と順番になることもあると思います。
10もらったら11返す。そうやっていただいた人から増やして返せばドンドン豊かになっていきますよね。
みんなのために増やして返せる自分たちに成長していきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。