「人間のプロになれ」

（杉原輝雄プロゴルファー）

“私自身も気がつくのが遅かったが、誰のおかげでゴルフをしてられるのかと考えた時、私は試合後にお世話になったスポンサーやコースの支配人宛に礼状を出すことにした。40歳を過ぎた頃だっただろうか。私は人は皆、生まれた時から、”人間のプロ”になるという使命を担っているのではないかと考えている。人間であれば心があるのだから、挨拶もするし、相手への思いやりも当然持つことだろう。何も特別なことは必要なく、当たり前のことを当たり前にできるようになれば、その人は人間として立派なプロなのだ。“

ゴルフの試合における勝者は一試合に付き一人しかいませんから、試合に出るたびに1位以外は負けとなります。

その負けとどう向き合い、決して腐ることなく前向きに取り組んでいくかが大切です。

また、その日の調子が良くも悪くも、たとえ負けがみえていたとしても、目の前の一打一打を真剣に、ベストを尽くす必要があります。

どれだけ努力をしても必ずしも結果が得られるわけではありませんが、全力で取り組まない限りは良い結果を得られることなどありません。

誰のお陰で今があるのか、誰のお陰でそれが出来るのか、それを忘れないからこそ、常に前向きに努力し続けられるのだと思います。

人は自分の為には真の力が出ないもので、誰かの為に全力を尽くすからこそ、想像以上の力を発揮できるものです。

自分に打ち克ち、感謝の気持ちで仕事をしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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