「一に国語、二に国語、三四がなくて五に算数」

（藤原正彦数学者）

“まずは母国語である国語を、強制的でも画一面でもしっかり叩き込むこと。漢字を覚えさせることです。小学校の英語、パソコン教室は直ちにやめないといけませんね。小学校から英語なんかやっていたら、日本から真の国際人がいなくなります。国家的損失です。私が数年の海外生活を通して痛感したのは、東西の名作名著や日本の文化や伝統に精通していることが、流暢な英語を話すこととは比べものにならないほど重要ということでした。“

今の日本人は国語力が低下していると言われていて、国語力が低下しているので、コミュニケーションがきちんと取れず、いじめが増えているのではないかと言われています。

日本が中国や他の東南アジア諸国のように植民地にならなかったのは、江戸時代から昭和にかけての教育は読み書き算盤を順序だてて教え、コミュニケーションを正しく取ることで一致団結していたからなのだそうです。

伝える側、伝えられる側の双方の日本語能力を高めていくことで、確実な意思疎通をすることが出来るので、たくさんの人が同じ方向を向き、効率よく動くことも出来るようになっていたということだと思います。。

どれだけ素晴らしい計算能力を持っていても、現状や想いを正しく言語化したり、相手が言っていることを正しく受け取れなければ、正しく考えて行動することが出来ません。

感情が先走ったり、自分の語彙力で思い込んだ受け取り方をしていると、正しいコミュニケーションは出来ません。

意味や意図が合っているか確認して、みんなが気持ちよく動けるようにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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