「負けず嫌いにもレベルがある」

（張栩（ちょうう）、囲碁棋士）

“「真の負けず嫌い」はさらにもう一段階上じゃないかなと。それは「自分の人生すべてを賭けて」という部分が加わってくると思うんです。一道を極めている人は必ずどこかの時期でこの経験をしていると思います。囲碁のように白黒はっきりつく勝負の世界に限らず、事業家でも芸術家でも、どこかで人生を掛けた大一番の勝負をしているはずです。“

三流は「その場だけの負けず嫌い」、二流は「自分が勝ちたい、もっと上手くなりたい」、一流は「自分の人生すべてを賭けて」と教えてもらったことがあります。

本当に「負けたくない」と思ったら、練習を積んだり体調を整えたり、上手くいくための準備をするのが人間で、社会人は二流以上でなければならないそうです。

棋士の世界は、対局で10時間くらい頭をフル回転させているので、常に「脳の体力」を鍛える努力をしているそうですが、この張栩さんは、この努力を努力と感じないそうです。

好きなことや自分が「やる」と決めたことをしていれば、どれだけやっても努力とは感じないということだと思います。

自分が選んだ道ですから、自分から好きになって、自分を最高の自分に成長させていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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