「年中夢求―100分間限定練習」

（平岡和徳熊本県立大津高等学校サッカー部総監督）

“人間、終わりがないと途中を本気で頑張れないものです。そこで大津高校では練習時間を100分と決めて、それを全力でやり切ることを習慣化しました。この100分間はストーリーを大切にし、一切の無駄をなくします。コーチの笛を合図にウォーミングアップから、パスワーク、シュート、戦術練習、ゲームへと次々に進み、選手たちの足が止まることはありません。練習が１５分刻みだとすると、10分過ぎくらいから「ラスト何分」と追い込みをかけ、ギリギリまで全力を出させ、さらに一歩を踏み込ませた上で、次のメニューに移ります。“

時間を区切って本気になり、その決めた時間内にやり切る工夫をすることが大切なのだと思います。

夢を持ち、こうなりたい！こうしたい！と自分が思ったことに対し、自分から考えて行動しなければ何をしても中途半端になってしまいます。

時間を決めて、心も頭も体も全集中で取り組むことで、取り組んだことの意味と価値が高まっていきます。

誰にでも平等に与えられた限られた24時間をダラダラ過ごしていては勿体ないですから、有効に使っていきたいですね。

仕事は同じ時間でどれだけ多くのことで多くの人に役に立てるかですから、日々の作業は練習だと思って高い目標を決めてチャレンジしていきたいですね。

そして、その練習の合間に時々、イレギュラーという試合が混ざってきますから、そのチャンスに日頃の練習の成果を発揮して、みんなの役に立つ仕事が出来ると良いですよね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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