「大事な時に偶然でもいいから現場にいる」

（高橋幸宏榊原記念病院副医院長）

“決して依頼患者を断らないのが榊原イズムです。最も驚いたのは、患者の急変があると、昼夜を問わず医師だけでなく検査技師や放射線技師が多人数すっ飛んでくることでした。その対応の早さを見て「さすがだ」と思いましたね。当時は見るもの、聞くもの、触るものすべてが新鮮で、先輩方の手術でも何でも見逃しては損と考えるようになっていたんです。“

若い研修医のとき、最高ひと月で２５回の当直をし、その時の体験が今の財産になっているそうです。

今では出来ない働き方ですが、高橋氏の体験談を読み、私も若い時を思い出しました。

家に帰って3時間で出社する、車中で仮眠を取り連続2直の運行をひとりで対応したり、生活をするために必死で仕事をしていました。

そして、夜中でも日曜日でも面接をし、少しずつ社員を増やし、自分が段取りした仕事を渡し、次の新規開拓をして、現在に至ってます。

効率的なことは、とても大切なことですが、がむしゃらにやってみることも大事なんだと思います。

たくさんの経験を積んだからこそ、自信も技術も養えるもので、その期間が長いと確固たるものとなっていくと思います。

今はやりたい人でもセーブしなければいけない世の中ですから、工夫してタイミングよく仕事をするようにひと手間かけることが大切だと思います。

知識と技術を磨き、自信を持って楽しく仕事が出来るように成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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