「本田宗一郎のデザイン論」

（岩倉信弥多摩美術大学理事）

“本田宗一郎さんはいつもしつこいくらいに「いいものをつくるにはいいものを見ろ」。とおっしゃっていました。自分の「想い」を高くすればできる。心底その人の気持ちになればできるんだ。つくり手は、その人が欲しいのはこういうものだということが分からなければダメなんです。想像する力ですね。像を想う。その人になり切る。それができなければよいデザインは生まれない、と教えてくださったんです。“

良いものを知ったうえで、使う人の立場に立って考えてデザインすることが大切だということですね。

知らないものはデザインすることが出来ませんから、良いも悪いも知っておくことが先ずは必要だと思います。

そして、何を目的にするかで、その時ほしいものは変わりますから、色々なものを知ったうえで、使う人の立場に立って考えてチョイスすることが重要なのです。

自分が良いと思っても、お客様に必要とされていなければ、お客様には良いと思っていただけません。

自分がしたいこと、自分なりにではなく、お客様の立場に立って考え、お客様が喜んでくださることを想像して取り組んでいくことが大切なのです。

運送業はサービス業ですから、お客様の立場に立って、行動できる私たちでありたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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