「運命の軽車に乗る」

（坂村真民仏教詩人）

“「先生はいろんなチャンスがくるのに、おれは駄目だ駄目だと言うて、乗らんのや」ゲーテに、運命の軽車という話があるんです。人間には運命の軽車がしょっちゅう通っていく。それに自分は乗ったから、ワイマールの政治をあずかる大臣になって今日がある。あの時に、私があの軽車に乗らなかったら、一介のつまらん人間で終わっていたでしょう“

坂村さんが残したこんな言葉があります。

“花は一瞬にして咲かない。大木も一瞬にして大きくはならない。一日一夜の積み重ねの上にその栄光を示すのである。“

自分にはできないと思った時点で、出来ることでもできなくなりますから、自分を信じて、挑戦しなさいということだと思います。

今の自分には無理だと思う事に挑戦し、出来るように努力をするから成長することが出来るのだと思います。

今、出来るか出来ないかは置いておいて、出来るようになると自分を信じて全力で行動することでしか出来ることは増えていきません。

出来ない理由を並べたり、出来なかった自分を責めたり慰めても何も良いことはないのです。

そもそも成長するというのは、自分の持っている能力を使えるようにするだけですから、自分の可能性を信じる。

それが自分の人生を花咲かせる一番大切なことなのだと思います。

いろいろなことに勇気を持って挑戦し、具体的に考えて、改善を積み重ね、より良く出来るようにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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