「現場には仕事と無駄の二つしかないと思え」

（張富士夫トヨタ自動車相談役）

“無駄にもいろいろありますが、トヨタでは手待ち、二度（三度）手間、やり直し、不良、運搬、つくり過ぎの無駄を徹底して削減してまいりました。無駄の削減については先輩からうるさく言われたものですが、中でもトヨタのものづくりの一番の特徴は、最後にあげたつくり過ぎの無駄を省いていくところにあるでしょう。つくり過ぎの無駄を省くことが、ジャスト・イン・タイムのものづくりの鍵を握っているのです。“

自社や自分にある無駄を社員一人一人が徹底してなくしていく、みんなで取り組み続けた結果、ひとつの個性が育まれたということで、どこの会社も、コツコツを無駄をなくす努力をすれば、いつかはトヨタのような会社になる可能性はあるということでしょうか。

社員一人一人が無駄に気づく感性を養い、改善していく行動力を身に付けることで、付加価値を築いていくことが出来るのだと思います。

いつもやっていることが当たり前になってしまえば、無駄が生じているかどうかすら気付くことが出来ません。

当たり前のことだと思い込まず、当たり前のことに興味を持ったり疑問を持つことが、気付くための第一歩です。

「作業 + 創意工夫＝仕事」ですから、日頃から生産性や効率を考えて作業をし、ひとりひとりが良い仕事をしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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