「大事なことは現場、現場、現場」

（宮脇昭横浜国立大学名誉教授・国際生態学センター研究所長）

“現代人には2つのタイプがある。見えるものしか見ない者と見えないものを見ようと努力するタイプだ。…つまり現場がすべて、見かけ上の事象に惑わされず、本物を見ろということです。教育とは単に手取り足取り教えることではないんですよね。大事なことは現場、現場、現場。大工や左官のように弟子はいかに師の知識を盗み取るかです。そういうハングリー精神でもって、初めて見えないものが見えてくる。“

本やネットで調べること、出来る人に教えてもらうことも大切ですが、一番学びになるのは現場で見ること体験することです。

現場に接し、感じ、怒られ、教えられ、喜び、悲しみ・・・そうやって5感をフル活用することで成長していくもので、成長するために重要なポイントが本質を捉えることだということです。

表面的なことに固執して後ろ向きになっていては、成長できることも成長できなくなります。

目先の結果ではなく、その先の目的に向けて前向きに捉えることで、どんどん成長することが出来るのです。

仕事は自分の能力を磨き上げ、それぞれの役割を果たすことで、たくさんの人の役に立ち、より多くの人の役に立つことで、自分の存在意義を感じ、元気と勇気がみなぎってくるものです。

楽しいことと辛いこと両方あるから人生は豊かになっていくものだと思いますから、その時の感情に振り回されることなく、前向きに捉えて成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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