「段取り力を鍛える」

（笠原将弘日本料理「賛否両論」店主）

“最初は僕だけ何もできませんから、大きな声で返事をすること、掃除や鍋磨きをさせたら笠原が一番綺麗だぞ、と言われることを意識しました。あと、買い物とか得意だったんですよ。小さい頃からおつかいを頼まれてきましたが、うちの親父は無駄や効率が悪いのをすごく嫌って、「商店街をこういう順番で行けば一回で済むだろう」とか、うるさかったんですよ。だから修行時代もそういうことを意識して、買い物に言っても最初に重い物を買うと大変だから、このルートで回ると一番効率がいいなとか、品切れの時はどの店に同じ物が置いてあるかを覚えておく。あとは、帰る前に電話を入れて「これから帰りますが、追加はありますか？」と確認する。そうすると、先輩に「あいつ、気が効くな」と思われるじゃないですか。“

段取り力とは、いかに効率よく多くの仕事を正確にできるかという事で、これには日頃からの積み重ねが大切だということですね。

仕事のご褒美は仕事という言葉がありますが、最近は嫌がる人が多いですが、与えられた仕事を、何も考えずにやっている人には、作業だけが集まって成長することはありません。

だから仕事の出来る人には、どんどん仕事が集まって、成長していくので、その人の付加価値が高まっていくのです。

同じひと手間ならどうやってラクに行うか、同じ結果ならいかに早く確実に行うか、同じ時間ならいかにたくさんのことを行うか・・・仕事は作業+創意工夫でより良くしていくものです。

どうせやるなら「一所懸命」。これが人生を切り開くコツで、一所懸命やれば認められるようにもなりますし、どんどん楽しくなっていきます。

プロとして「さすが！」と感動していただける仕事をしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

==================================================

あなたの仕事を支えるビジネスパートナー

　　「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。

　　　株式会社　テスコ

　　　　　　　方喰　理将