「コツはただ、コツコツコツコツやることだ」
（笹戸千津子 彫刻家）

“作品に向かう先生の姿勢は大変厳しく、道具や年度を粗末に扱うと厳しく叱責されました。また、彫刻に男も女もない。。男に手伝ってもらおうと思った瞬間から負けが始まる、と女性にも一切甘えは許されませんでした。若い頃は「こんなみっともない作品を僕のアトリエに置いてもらったら困る」と完成間近の作品を壊すよう命じられ、涙に暮れた体験は数え切れません。けれども先生は、一度制作の場を離れると実に温かい思いやりを示してくださいました。”

本来のアメとムチとはこういうものだと感じました。
厳しく指導いただきながらコツコツ継続することでしか、たくさんのコツを掴み、自分を輝かせることはできません。
甘やかすのは簡単ですが、甘やかしてばかりでは、その人のためになりませんから、厳しい人ほどあなたのことを思ってくれている人です。
ただ、厳しいばかりでは、前向きに頑張ることが出来なくなっていってしまいますから、厳しい面と優しい面をセットに出来るように仕事の時間とそれ以外の時間を共にする必要があるのだと思います。

今の時代はなかなか仕事外の時間を共にするのは難しいですから、仕事の中でもオンとオフをつくっていくことが大切なのだと思います。
仕事の意味と価値を知り、感じることで、仕事を好きになり、楽しくすることが出来ます。
そこにいくまでに必ず試練はありますから、良いところを見てコツコツ継続して、乗り越えていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。