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8.122024
「仕事は自分で探し出すもの」
「仕事は自分で探し出すもの」
(桜井正光 リコー会長)
(桜井正光 リコー会長)
“最初に配属されたのは原価管理課という部門だった。しかし、不況の真っ只中、会社も無配の状態である。上司に言われたのは「おまえたちにやる仕事はない」ということだった。最初こそ仕事がなくて楽だと思ったが、3か月も経つと何もする仕事がないというのはこんなにもつらいものなのかと身に沁みて感じた。他の部署の人たちが仕事をしていることへの焦り。また、もっと本質的な部分で、自分は会社や社会に何も貢献できていないという「役割」のなさへの焦りがあった。後々振り返って、社会人のスタート段階で「仕事があるありがたさ」「する仕事のないつらさ」を体感できたのは幸せだったと思う。”
勤労は日本国民の義務であり、人の生きる道ですから、こう思える人は幸せな人で、こう思えない人はかわいそうな人だと思います。
会社という組織にいる限り、組織の一員としての自覚を持ち、自分に任されたことを責任を持って行う。
会社という組織にいる限り、組織の一員としての自覚を持ち、自分に任されたことを責任を持って行う。
そして、任されたことをより確実に、より早く、より効率よく行う。そうやって日々より良くして、色々な人の役に立って行く。
これが自分の仕事であり、社会における役割なのです。
指示されたことをするのは作業であって、仕事ではありませんから、どれだけやっても付加価値が高くならないのです。
自分の作業や任されたことにきちんと向き合えば、やらなければならないことは山のように出てきますからどんどん自分が成長していきます。
仕事路通じて自分自身を成長させ、たくさんの人に喜んでもらう。こんな幸せなことはありません。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。