「現場力の高め方」

（遠藤功シナ・コーポレーション代表取締役）

“もそも現場には慣性の法則が流れている。現状のまま、決められたことを繰り返していることが現場にとって一番楽である。しかし、それでは現場は進化しない。見学に訪れた一人の社員が、トヨタの社員に「どうしてこれだけの改善ができるのですか？」と質問したことがある。うちの会社はできないのに、なぜできるのか、という素朴な疑問である。それに対し、トヨタの社員は「なぜできないんですか？」と逆に質問していた。これが現場力の決定的な違いだ。トヨタでは自分たちの業務を改善するのが当たり前だという企業風土が根づいている。一方、現場力の低い企業には改善するという風土がない。“

トヨタでは当たり前のことが、中小企業では当たり前になっていないから現場力が高まらないということでしょうか。

お金がたくさんほしければ、お金をたくさん稼いでいる人の当たり前を真似していかなければお金持ちになれるわけがありません。

失敗したくなければ、成功している人や失敗が少ない人のマネをしていかなければ成功することはありません。

今までの自分の当たり前で目的が達成できれば良いですが、そうでないのであれば、目的を達成するために自分の当たり前を変えていくことが大切なのです。

仕事はお客様のために行い、お客様に喜んでいただいて初めて仕事になるものですから、お客様に喜んでいただくことが第一なのです。

会社という組織は、安定的にお客様の役に立ち続けるためにつくられたものであり、大切にする考え方は経営理念に明記されています。

経営理念を基に、いかに自分がお客様や組織の役に立つのかを考えて行動していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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