「能力を高める秘訣」

（鈴木鎮一才能教育研究会会長）

“優れた才能をつくるために最も大切なことは、何度も繰り返してやる、ということです。身につくまで何度でも、繰り返してやる。子供が日本語をしゃべれるようになるのは、毎日毎日の繰り返しでしょう。どんな能力でもそれと同じで、やさしく感じるようになるまで、何度でもやる。それが能力を高める秘訣です。例えば、私は一つの曲を何度でもひかせるんです。普通の場合は一つの曲がひけたら、どんどん次の曲にいってしまう。でもそれでは、あれもこれもできるけれど、立派なのが一つもないということになってしまうんです。だから私は一つの曲を毎日3回ずつ、約3ヶ月ひかせる。しかもその一方で、その曲の世界最高の演奏をレコードで聴かせる。そうすると高さというものが生まれてくるんですよ。“

謙虚な気持ちと素直な心で「先ずやる。すぐやる。出来るまでやる。」ということが大切で、それと同時にあるべき姿を勉強していくということですね。

大谷選手でもそうですが、小さな時から練習という行動を積み重ねたからこそ才能が開花し活躍をされているのです。

正しい行動を積み重ねれば、優れた才能が育ちますから、目標を持ってより多くの訓練をしていくことが能力の育つ原則なのです。

今、できないのは、才能がないのではなく、正しい努力をしていないというだけのことですから、謙虚に反省し、素直に行動していくことで必ず出来るようになるのです。

どんな能力を持った人でも、行動を怠る者には成果を手に入れることはできません。

「生まれつき素質がない」などとよく聞きますが、そんなことはありません。育てられた環境によっては狼の習性を身につけてしまうのも人間なんです。

如何に自分の才能を育て、みんなの役に立つように成長していくかが自分の人生を豊かにしていく唯一の方法ですから、最高のあるべき自分を目指して思考と行動の習慣をより良くしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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