「あずさからのメッセージ」

（是松いずみ福岡市立百道浜小学校特別支援学級教諭）

“いままでマイナスにばかり捉えていたものをプラスの存在として見られるようになるんです。私自身が子どもたちから教わることもたくさんあります。授業の中で、梓が成長していくことに伴う「親としての喜びと不安」にはどんなものがあるかを挙げてもらうくだりがあります。黒板を右左半分に分けて横線を引き、左半分に喜びを、右半分に不安に思われることを書き出していきます。…将来に対する不安が次々と挙げられる中こんなことを口にした子がいました。「先生、真ん中の線はいらないんじゃないの？」理由を尋ねると「だって勉強が分からなくても周りの人に教えてもらい分かるようになればそれが喜びになる。意地悪されても、その人の優しい面に触れれば喜びにも変わるから」。

どんなことでも、良い面が半分、悪い面が半分ありますから、捉え方を変えることで、マイナスだったことをプラスに思うことが出来るということですね。

起きたことの悪い面ばかりを考えて悩み、苦しむよりも、起きたことでの良い面を見つけて、明るく前向きに生きた方が人生得だと思います。

事実は変えることはできないのですから、悪い面ばかりを見て沈んでいても良いことはありません。

悪い面は次は良くなるように具体的に考えて改善をするだけで、キチンと反省をしたら良い面を捉えて考えることが大切です。

そう思うと良い面を捉えて考えるということが、人生を幸せに生きるコツなのかもしれません。

人生は、良いこと半分、悪いこと半分ですが、良い面を捉えて考えることが出来るようになれば、全てが良いことになるのです。

良い面を自分で見る努力をしないということは、自分の人生の半分を自分で無駄にしようとしているのと変わりません。

そんな勿体ない人生を歩むことがないよう、今日から、みんなで協力し合い、良い面を見る習慣をつけていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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