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12.212024
「義を見てせざるは勇無きなり」
「義を見てせざるは勇無きなり」
(孔子 論語)
(孔子 論語)
人として行動するべきだという場面に出くわしたときに、自分の利益などを考えて行動を起こさないのは、勇気があるとは言えないという意味です。
人は誰しも嫌われたくありませんし、誰かと揉めたくもありません。
その気持ちはとてもわかりますが、だからと言ってそのままにしていてはダメなのです。
決められたことを守らないこと、正しいと知っていても行わなかったり、ルールやマナーに反して行う行為をそのままにしていて良いことがあるわけありません。
良いことが無いどころか、これはその人だけではなく、自分にも周りにも悪影響を与えてしまうことになるのです。
本当に相手のことを考えるのであれば、ぶつかることを恐れず、言うべきことは言ってあげる強さと優しさを持つことが大切だと思います。
それこそが本当の勇気であり、自分の立場を全うする力となるのです。
立場を全うするとは、自分に与えられた役割や求められる成果を優先するということで、人にはそれぞれ与えられた立場がありますから、自分の立場に合わせて正しいことを正しく行い続けることで、自分の未来は豊かになっていくのです。
自分の利益や自分の都合を優先してばかりいては、自分の付加価値が高まることなどありません。
「やりたい」「やりたくない」といった感情や、自分の都合や考え方を据え置いて、秩序を守り、自分に与えられた役割を全うすることを最優先にしてくれるから、有難いと感謝され、感動していただけるのです。
自分のことより相手のために、本気で行動できる本当の勇気を持っていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。