「勝負の神様は細部に宿る」

（岡田武史日本サッカー協会理事）

“いつも選手に言うことですが、「運」というものは誰にでも、どこにでも流れていて、それを掴むか掴み損ねるかだと。僕は掴み損ねたくないから、そのために本当にベストを尽くしてきた。…そうして必死になってやっていると、最後は神様がご褒美をくれるんです。要するに、自分にできる限りの準備は全部する。その後の勝負の結果についてはもう分からない部分ですから。…僕は感覚的に8割ぐらいは「小さなこと」が勝負を分けているように思うんです。だから僕は、細かいことに物凄くうるさいんですよ。おまえがあそこでたった1回、「まぁ、いいか」「これぐらいで大丈夫だろう」と気を抜いたために、運を掴み損ね、Ｗ杯へ行けなくなってしまった。そんなふうに運を掴み損ねたくなかったら、どんな小さいこともすべてきちっとやれ、と。“

常にベストを尽くすということは、小さなことひとつひとつに拘ってやっていくということなのだと思います。

時間が無いから、体調が悪いから、気分が乗らないから・・・やらない理由、出来ない理由はいくらでも出てきます。

そうやってやらなくて良いと自分を許してしまっていたら、いつまで経っても成果は掴み取れず、ベストもより良くなることがありません。

「まぁ、いいか」「これぐらいで大丈夫だろう」そう思ってしまうときは誰にでもあることだと思いますから、そう思ったときに自分を律しやるべきことをきっちりやる事が大切なのです。

仕事はみんなのためにやることであり、約束を守ることで信用を得て、信頼関係を築き上げていくものです。

自分の都合を優先し、やるべきことをやらなければ信頼関係を築くことすら出来ませんから、結果的に自分の未来は豊かになっていかないのです。

ひとつひとつきっちりと出来る自分をつくり、安全安心な仕事でみんなの信頼を築き上げていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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