「脳みそがちぎれるほど考えろ」

（孫正義日本ソフトバンク社長）

“できあがったものを守ればいいというスタイルでは時代の波に流されてしまう。だから、いろんな意味で攻めていかなければいけないわけです。攻めていくということは、かなり難しい局面でも、それをクリエーティブに打開していかなければならない。そのためには、脳みそがちぎれるほど考えろ、と。ちぎれるほど考えてもなかなかちぎれはせん。本当に心底、ちぎれるほど考えてみよ、そうするとおのずから新しいひらめきなり問題解決策が出てくる、というんです。それと、ストレス解消は、問題事から逃げることによって解決してはならんというんです。僕のストレス解消法というのは、何か問題があったらそれを忘れるために酒を飲むとかゴルフをやるとかいうんじゃなくて、それをとことん考え抜いて、考え抜いて、解決策を見いだして実行に移す、そうすると、もやもやがスカッと晴れるわけですね。やはり、問題から逃げてはならないよということをいいます。“

自分から率先して取り組むことで先手先手で対応でき、問題が起こっても立ち向かい自分で考え解決することで、ストレスは解消され、達成感を得られるということですね。

「考えろ」というと、「思い悩む」と勘違いしてしまう人がいますが、思い悩んでも何も解決しませんからそうではありません。

考えるときには、具体的にして考えることが大切で、事実を素直に受け止め、シンプルにその事実に対しどうしたら良いかを考えるのです。

考えてもわからないときには、自分の中の知識では足りないということですから、知識のある信用できる人の知識を借り問題を乗り越えていくことで人生は豊かになっていくものです。

知識を借りることは恥ずかしいことではありませんし、お借りした知識を自分の中に取り込めば成長することができるのですから、どんどん借りていけばいいのです。

本当に恥ずかしいことは、知識も借りず問題から逃げたり失敗を繰り返すことですから、勇気を振り絞って自分から借りにいってください。

みんなの力を借りて問題を乗り越え、成長した自分で借りを返していく。そうやってみんなで豊かにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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