「現場主義こそがすべて」

（山本明弘広島市信用組合理事長）

“近年、多くの金融機関がこの足で稼ぐ仕事を非効率だといって切り捨ててしまいました。だからといって動かなくては預貸金は伸びない。…自分の足で現場に行ってみると、いろんなことが分かりますし、行ってみなくては分からないことがたくさんあります。優良企業でも何気ないところを見て「ああ、ちょっとおかしいな」と気づくことがある。従業員さんの職場規律ができていなかったり、勢いがなかったり、半年前の行事が黒板に消されずに残されたままだったり。直接訪問することで新規事業や設備投資に関することなど、貴重な情報も山ほどいただくことができます。中小零細企業はお金が要らないんじゃない。なくて困っているんです。歩くことでいくらでも資金需要が出てくる。これが現場主義の一番の強みです。“

非効率かもしれませんが、現場に行き、実際に見て確認することが大切だということですね。

一人でも多くの人と出会い、色々な考え方を理解できるようになる。それが仕事の喜びであり、自分の生活を豊かにする方法なのだと思います。

「百聞は一見に如かず」ということわざもある通り、実際の状況を見聞きすることで分かることはたくさんあります。

社員一人一人がお客様と関わる中で、お客様の真の悩み・問題は何かを感じ取り、お客様と一緒に問題を解決していくことが私たちの仕事です。

物流のプロとして、お客様のモノの移動や保管にかかわる手間を、お客様の代わりにかけることで、お客様の本業に集中していただけるようにするのです。

ネットやIAがどんどん普及するなかでも、私たちの仕事は人間がかかわる部分が多いので、規定通りにいっていないことがたくさんあります。

お客様の考え方や大切にしていることを理解し、安全安心な物流が維持できるようにしていくことで、自分の人間力も高まっていくのです。

お客様に合わせたサービスを提供し、豊かな未来をつくっていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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　　「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。