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3.222025
「二十七歳までに決断する」
(西本智実 指揮者)
“私は幼い頃に音楽教育が始まりましたが、趣味なのか職業としてその道を歩いていけるのかを見極めたく、「27歳までに決断!」と決めていたんです。それで1996年、26歳の秋にロシアの国立サンクトペテルブルク音楽大学院に留学しました。実力次第でオーケストラを指揮する時間が決められるので、みんな必死で勉強します。仲間であり同時にライバルになるので常にプレッシャーに晒される環境でした。現在でも女性指揮者の数は世界中の指揮者の0.1%にも満たないと思います。筋力的にも女性指揮者のほとんどが合唱団や小編成楽団の指揮を任されます。ところがロシアはオーケストラも歌劇場も大きな組織が多い!音が細くならないように、リハーサル時でも絶対に半袖は着ませんでした。若い頃は一回の公演で3キロも体重が減ってしまったので、体幹をしっかりさせるために体も鍛えました。”
自分で決めて、自分の決めたことに拘って行動することが大切だということだと思います。
多くの人は、他人に言われて努力をすることは苦痛だと思いますから、自分で自分で決めたことに拘り努力をすることが重要だと思います。
言われてからやっていては遅いですし、言われてやるのは当たり前となりがちですから、自分から行動することで周りから褒められることも増えるし、評価も高くなるものだと思います。
自分の人生ですから、自分の進むべき道を自分で決断する。それも、いただいた自分の命を活かす為の決断をして真剣に取り組むことが大切なのです。
仕事がうまくいなかいと、「もっといい仕事、自分に合った仕事はないだろうか」と悩むものですが、隣の芝生は青く見えるものですし、無いものねだりはキリがありません。
色々な選択の中で自分が選んだ仕事ですから、今の仕事が自分に合った仕事なのです。
自分の決断を信じて真剣に取り組むことで、仕事は楽しくなり、成果が伴ってきて自分に合った仕事だと認識できるものです。
自分の決めたことに拘って行動し、自分自身を成長させ、成果を掴み取りたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。