「苦痛は短く喜びは永遠である」

（シラー 1759〜1805 ドイツの作家）

一生続くような苦痛（肉体や心に感じる痛み、苦しみ）はなく、苦痛というものは時
間が経過すれば、じきに懐かしささえ感じるようになるものです。

しかし、喜びというものは、その時感じた感情のまま永遠に心に残るものです。

言い換えると・・・

苦しい時は一生続くように感じることもあるだろうが、長い目で見れば苦痛なんて短
いものでいつの日か、懐かしい思い出にも変わります。

一方で、喜びという感情はその時の新鮮な感情のままで永遠に続くものです。

苦しかった時のことほど、後で笑い話になります。

皆さん、そんな経験ありますよね？

同窓会なんかで一番盛り上がるのはこの話題でしょう。

しかし、嬉しかったという感情はずっと残っているものですが、嬉しかった時のこと
は残念ながら言葉で人に伝えられるほど鮮明に残ることは少ないです。

ということは、苦痛の中にこそ、真の喜びがあるのではないでしょうか。

やりたいことをやっている中に苦痛があれば、それはもう苦痛ではなく喜びになる前
兆です。

自分自身の生き方が喜びも、苦痛も決めるものだと思います。

目先の苦痛から逃げていては何も成長しません。

目先から逃げれば後から逃げられない苦痛が強要されます。

将来の喜びを勝ち取るために、今を全力で生き切ることが大切なのです。

今日もみんなのために全力で苦痛に挑んで喜びを勝ち取りましょう。

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