「塀の向こう側にあるりんごがいちばんうまい」

（G.ハーバート 1593〜1633 イギリスの詩人神学者）

人のりんごがうまそうに見えてしまう。

そんな心理はあると思います。

しかし、一番うまいリンゴは、自分が育てたものです。

そう思えなければ、なぜ自分でリンゴを育てているのかわからなくなります。

また、そう思えるようにしていくために、日々色々なことに拘り、丹精込めて育てているのだと思います。

そして、「壁の向こう側」とは、他人が育てたものや、自然にある物ではなく、「苦難を乗り越えた先」と言う意味だと思います。

その苦難の大きさ、苦難を乗り越えるための努力の大きさで、美味しさが変わるのではないでしょうか。

どうしたら美味しいリンゴが育つのか？

先人から育て方を学び、毎日、毎日、心を込めて育てたなら、自分にとって世界一のリンゴが実るものです。

そして、苦労して手に入れた物ほど、大事にしたいと思うのが人間だと思います。

自分と言う果実を、最高の果実に育て上げるために、目の前の塀を乗り越え続けることが大切な事です。

努力は成果で報われます。

成果は諦めない人に与えられるものです。

一人で乗り越える必要は有りません。

皆んなで、大きな塀を乗り越えて行きましょう。

今日も豊かな人間関係を基に、一つ目の前の塀を乗り越える一日にしていきましょう。

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