「節倹は大いなる収入である」

（キケロ BC106〜BC43 ローマの政治家）

「節倹（せっけん）」とは費用を省いて質素にすることです。

すなわち、無駄を省き出費を抑えることは、積み重ねると大きな収入を得ることと同じであるということです。

例えば、毎日、150円出して自動販売機でお茶を買うと一ヶ月で4,650円になります。

しかし、毎日、家でお茶を用意して持って動くと、1,000円以内に収まります。

お茶を買うことをやめ、お茶を自分で用意するだけで、3,650円が自由に使えるお金になるのです。

手間を省きお金を減らすか、手間をかけてお金を増やすか・・・

全てはこれだと思います。

お金は稼いだら増え、使わなければ残ります。

大切なのは、そのバランスです。

節約ばかりでは豊かになりません。

そもそもお金は社会を豊かにするためにあります。

生きたお金を使うことで、社会は豊かになるのです。

会社も利益を出し、それを使う事で次の利益を生み、経済を豊かにし、社員の生活を豊かにしていくのです。

生きたお金とは、そのお金を使ったことで、みんなが豊かになることです。

そのお金を使うことで、みんなに良い影響を与えられるか考えることが重要なのです。

緊急事態宣言で生きたお金を使いづらい世の中ですが、今週末も来週からの英気を養う生きたお金をつかっていきましょう。

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