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11.272021
「度を過ごしたことは長く続かない」
「度を過ごしたことは長く続かない」
（マルティアリス 40頃〜104頃 ローマの詩人）
無茶は長く続けることが出来ないという意味ですね。
多くの人が「無理」と「無茶」を混同してしまいますが、この二つは似ていますが違いがあります。
無理も無茶も、どちらも物事の道理に合わない、筋道が立たないことを言う意味では同じものです。
しかし、無茶は無茶苦茶とも言うように、乱暴で、悪い程度が大きいものやその様子を表します。
一方無理は、無理矢理という言葉があるように、行うのが難しいことを強引にすることを言います。
昔お世話になった経営者の方が、「無理をしろ。無理を続けたら、それが当たり前になるから。」と教えてくれました。
無理のない範囲というのは、自分の出来る範囲ということです。
自分の出来ることしかやらなければ、出来ることが増えることはありません。
今できるスピードの範囲内でしかやらなければ、早くなることはありません。
人が成長するためには無理をすることは大切なことなのだと思います。
「自分の限界は、自分が思っているもう少し先にある。」と教えてくれた先輩もいます。
「もう無理」と思っても、もう少しだけ頑張ってみることが大切なのだと思います。
無茶にならないように、上手に無理をして成長していきたいですね。
今日も程よく無理をしていきましょう。
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