「話すことの二倍 人から聞くべきである」

（デモステネス BC384〜BC322 ギリシャの政治家）

会話というコミュニケーション（意志疎通）において、話すこと（意志を伝える）ことの二倍ぐらい聞くべき（相手の意志を受け止める）ことが大切ということです。

多くの人は自分の話を聞いてもらいたいと思うものです。

自分の主張を受け入れてほしい。理解してほしいという思いを持っていることが普通だと思います。

だからこそ、聞き上手だったり、話を良く聞いてくれる人物には好印象を抱くものです。

自分の意見を伝える時、一方的に自分の主張だけを話してしまうこともあると思います。

そうすると、自分が正しく伝えられているか、相手に正しく伝わっているかがわからなくなってしまいます。

言葉は1文字の違いが大きな違いを生みますから、人の話は良く聞いて、正しく理解しなければ誤解が生じます。

そして何より、相手の気持ちや思いを知ること、相手の考え方を知ることがコミュニケーションには重要なのです。

また、話をしているとき、知識を得ることは、ほとんどありません。

しかし、人の話を聞くのは、知識も増えるし、相手を理解することもできます。

人の話を聞く謙虚さは、自分を成長させてくれる一番の糧になります。

今日も謙虚に話を聞いて、より良く改善していきましょう。

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