「祖父・北里柴三郎の報恩精神」

（北里一郎学校法人北里研究所顧問）

“コッホ先生が偉かったのは、「素晴らしい研究をして業績を残しただけでは、学者の自己満足にすぎない。それを実際に応用して世の中の人の役に立たなければ、何もならない」と教えられたんです。「人に役立つようなことにまで持っていかなければ何にもならない」というコッホ先生の教えに従って成し遂げることができたと言っても過言ではない“

どれだけすごいことが出来るようになっても、それが人の役に立てるようにならなければ自己満足で終わってしまいます。

自己満足で終わってしまっては、教えてくれた人や関わってくださった方々に報いることが出来ないということです。

一生尊敬できる師に出会うことほど運の良いことはないと思いますし、WBCで大活躍した大谷選手や他の選手たちも今までによい指導者に巡り合ったのだと思います。

だからこそ、師に対する感謝の気持ちを持ち、奢ることもなく常に自分を律し、より以上を求め続けることができたのだと思います。

ひとりで完璧な師に巡り合うことは難しいかもしれませんが、自分の周りにいる人々は何かしら自分に教えてくれる師だと思います。

多くのご縁に恵まれ今の自分があり、今、周りにあるご縁のお陰で未来の自分を創っています。

自分の周りにいてくれる人に感謝し、少しでもみんなの役に立てるよう自分を律して成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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