「先義後利−義を先んじて、利は後とする」

（玉置辰次半兵衛麩第十一代当主・会長）

“新品を下ろす時には、ほんまにいま、それを下ろさんとあかんのかをよぉく考えなさい。新品を下ろす時が『始まり』で、捨てる時が『終わり（末）』。だから『始末』と言うのや。この始末をしっかりするかせんかで、大きな違いが出てくる。「利益をあげない商人は商人にあらず」と述べ、商人は人さまのお役に立つことによって利益を得なさいと説いています。また、その根底として必要なのが「正直・勤勉・節約・貯蓄」の精神だと述べました。“

「義」とは、人として、商人として正しい行いで、「利」とは利益ではなく、強欲、名誉欲、出世欲といったことを指すとのことです。

自分がよく見られたい、褒められたい、給与が欲しいと人を騙してまで儲けようと人として誤った考えをすれば失敗するものです。

人の役に立つことを考えて仕事をすることが重要で、その結果、後から利益を得ることができるということです。

目先の利益ばかりを追っていては誰の役にも立ちませんし、先ずは「相手に喜んでもらう仕事をする。」これに全力で取り組み、真剣に考え工夫を積み重ねることで自分の価値が高まっていくものだと思います。

「実践しない学問には何の価値もない」と言われるように、理屈ばかりこねていても何も出来るようになりません。

やってみないとわからないことが多いものですから、真剣に考えて、全力でやってみることが一番重要だと思います。

勇気を持って、みんなで挑戦し、成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

==================================================

あなたの仕事を支えるビジネスパートナー

　　「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。

　　　株式会社　テスコ