「不可能を可能にするための三条件」

（熊井英水近畿大学名誉教授）

“この32年間、もうダメじゃないかと絶望しかけたことは何度もありました。ただ、その時その時、発生するいろいろな問題について、脳みそのない頭で考え、そして所員の英知を結集する。そうやって、一つずつクリアしていったということですね。そんな中で自らを支えたのは、やはり「不可能を可能にするのが研究だ」という初代総長からいただいた言葉ですね。“

第一は忍耐。第二は観察眼。第三が愛情。が不可能を可能にするために必要なことだそうです。

これは研究者の言葉ですから、私たちの仕事に置き変えると、第一は諦めずにやり続けること。第二は周りをよく見て変化を見逃さないこと。第三が好きになり許容できるようになること。ではないかと思います。

本当は最初に好きになることが出来れば一番良いと思いますが、何でもかんでも最初から好きになることは難しいですし、出来るようになったから好きになることも多いですから先ずはあきらめずにやり続けることが大切なのだと思います。

人間は真剣に取り組めば取り組むほど、それを好きになる生き物だと思います。

どうなったらみんなの役に立つのか真剣に考えて取り組んで出来るようになった時、自分も周りも感動することが出来ます。

その感動を分かち合える仲間になっていきたいと思います。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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