「人を叱る三つのコツ」

（井村雅代アーティスティックスイミング日本代表ヘッドコーチ）

“スポーツ界で叱る教育の代表といえば、すぐに私の名前が挙がります。でも、私の中では叱っているという意識は全くありません。下手だから下手、ダメだからダメ。本当のことを言っているだけなんです。そして本当のことを言ったら、私は必ず直す方法を言います。一つの方法だけでは直りませんから、今度はこうやってごらんと、どんどん次の直し方を言う。そして直ったと思ったら、「それでいいよ」とちゃんとOKを出すんです。“

その他の注意点として、現行犯で叱ること。古いことを持ち出さないこと。しつこく叱らないこと。そして何より大切なのは、本気で叱ることだそうです。

必ず直す方法を教え、その都度、直すまで見届け、出来た感動を一緒に味わうということが大切なのだと思います。

教育とは、「わかった！」「出来た！」の積み重ねで、「やったー」という喜びと感動を与えることが大切です。

目的は叱る事ではなく、出来るようにすることですから、その人の個性に合わせてコツを教えてあげることが重要になります。

そうやって、できた人はどんどん自信がつき、もっと上を目指して挑戦していくようになるのだと思います。

ワークライフバランスや就労環境改善で時間が限られている中で、最後まで付き合うのは簡単なことではありません。

だからこそ、お互いのコミュニケーションを増やし、報告・連絡・相談・確認を行い創意工夫することが重要になってきます。

みんなで協力し合って、効率よく成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

==================================================

あなたの仕事を支えるビジネスパートナー

　　「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。