「伸びる選手には狡賢さがある」

（田中澄憲明治大学ラグビー部監督）

“伸びる選手の共通点として、能力はもちろん大事ですが、やはり正しい努力ができるか、自分の強み、弱みをしっかり分析できているか、でしょうね。もう一つ挙げると、いい意味での狡賢さが必要かなとも思います。くそ真面目では駄目ですね。言われたことは一所懸命やるけれども、自分で考えることができない子は成長のスピードが遅い。“

私も昔から、「真面目過ぎる」と言われることがありますが、「真面目」なことは大切だけど「過ぎる」のは良くないなと反省をします。

言われたこと、教えてもらったことをキチンとやろうとすることはもちろん大事なことなのですが、全く同じ人間ではありませんので、そのままでは難しいこともあります。

ですから、「なぜそれをするのか」という本質を理解し、自分で考えることが大切なのだと思います。

結果どうすれば良いのかがわかれば、もっと良い方法を考えることができます。

大切なことは目的を達成することであって、結果を同じにすることですから、プロセスは違っても良いですし、もっといい方法があるかもしれません。

「これでいいのだろうか」と疑問に思い、「もっといい方法が無いか」を考える習慣を身に付けてより良く工夫できるようにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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