「断ったらプロじゃない」

（新津春子日本空港テクノ所属環境マイスター）

“私たち空港の清掃員はお客様からいろんなことを頼まれるんです。だから、清掃とは関係ないことであっても、お客様から言われたことは断らないで全部やっていく。そういうことは意識しています。断ること自体が自分には許せないというか、断ったらプロじゃないと思うんですね。もちろん、私にはできないようなことも中にはあるわけですから、それを断らないでやるためにはどうすればいいかって考えて、やっぱり日々プラスアルファの努力を積み重ねる。“

掃除をすること自体は当たり前のことで、それにプラスアルファするから仕事であり、その為に「断らない」ことが必要だということだと思います。

自分のやりたいことをすることが仕事ではなく、お客様の役に立つことをすることが仕事であり、決められたことを実行するのは作業で、それを効率化したり、プラスアルファしたりとより良く創意工夫をすることが仕事です。

「自分の仕事じゃない」そう思った瞬間に人は考えることをやめてしまいますから、「全ては自分の仕事」だと思ってどうすれば出来るかを考えることが重要なのです。

物の移動や保管に係るお客様の「困った？！」にいかに対応し、「助かった！」、「そこまでやってくれてありがとう」と喜んでもらうことが私たちの仕事です。

お客様の求められることにどれだけ応えられるかが付加価値ですから、より多くのご要望にお応えできるようにしていくことが大切なのです。

みなさんは運送のプロですから、プロとしての自覚をもって仕事をしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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