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7.312023
「どこまで人を許せるか」
「どこまで人を許せるか」
(塩見志満子 のらねこ学かん代表)
「これは辛く悲しいことや。だけど見方を変えてみろ。犯人を見つけたら、その子の両親はこれから、過ちとはいえ自分の子は友達を殺してしまった、という罪を背負って生きてかないかん。わしらは死んだ子をいつかは忘れることがあるけん、わしら2人が我慢しようや。うちの子が心臓麻痺で死んだことにして、校医の先生に心臓麻痺で死んだという診断書さえ書いてもろうたら、学校も友達も許してやれるやないか。そうしようや。そうしようや」
学校の10分間休憩の時間に誰かに背中を押されて頭をぶつけて亡くなってしまったときに、父親が言った言葉だそうです。
その時は学校も友達も絶対に許さないと思っていたので、半ば無理矢理許したそうですが、後から考えればそうして良かったと思えたそうです。
それは、30年の間、この子の命日に墓前に花が無い日が1年も無く、毎年友達が花を手向けてタワシで墓を磨いてくれていることで、そう心から思えたそうです。
自分の子供の死にかかわることを許すというのは、とても辛い事だと思います。
しかし、争ったり、お金をもらったりしても、心の傷は癒えず地獄が続くだけですから、許し、みんなの中に次につながる良い影響が残ることの方が良いのかもしれませんし、自分自身が心の苦しみから解き放たれるのかもしれません。
起こってしまったことは変えることはできませんから、その事実を受け止め行動を改善し継続していきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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