「人生の五計」

「人生の五計」

(小島直記）

“人間の弱さは、恒常的なものを持っていないということです。「生老病死」といいまして、いつ病気をするか分からない。誰でも年も取る。そしていつ死ぬか分からない。人間はそういう予測できない変化に翻弄され、悩み苦しむ。それを克服するには、自分の生きる座標軸、生きる支えのようなものが必要になってきます。僕がよく生き方の指針として紹介しているのが、朱新仲という人が説いた「人生の五計」という教えです。“

第一　生計　いかに健康な毎日を過ごすかという計画

第二　身計　世の中の役に立つため、いかなる職業でいかなる価値観の上で生きていくかという計画

第三　家計　お金をどういう毎日の出し入れで生活するかという計画

第四　老計　どういう老後を迎えるかという計画

第五　死計　どういう死に方をするかという計画

人生は目標によって大きく変わりますから、自分がどうなりたいかに合わせて計画し日々を過ごしていくことが重要だということですね。

その第一が健康で、健康でなければ世の中の役に立つようなこともできないし、生活を維持することもままなりません。

病は気からと言いますから、健康の基本は、感性を豊かにすることだと私は思います。

人生は良いこと半分、悪いこと半分ですから、ひとつひとつの出来事を自分がどう前向きに捉えるかで心身の健康は保たれやすくなります。

悪いことを起こしたくなければ、過去の事例から学び、起こさないためにどれだけ努力をするかしかありません。

それでも起こしてしまったら、起こってしまった事実は変えられませんから、体験したことを糧としてより良い自分になっていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。