「落ちるからこそ、いい作家になれる」

（片岡球子日本画家）

“落選を告げると、先生はいきなり「落ちるからこそ、いい作家になれるんだ。その味を忘れちゃいかん」と、怒鳴るようにおっしゃって、こう続けられました。「僕はある人に前々から言われてるんだ。『片岡は最後まで残るのに、いつも最後の審査で落選している。あれじゃあんまりかわいそうだ。君についているそうだが、何とか激励してやれよ』と。しかし片岡さん、僕は考えるんだ。僕がもしも、君の絵に、僕の意見を言ったり、手を入れたとしたら、君はもう君独自の君流の絵は描けなくなる。君一人で絵は描けなくなるんだ。片岡球子の絵は、片岡球子の絵でなければならない」。このお言葉は忘れることができません。“

成功から学ぶことより、失敗から学ぶことの方が多く、悪い評価をいただくからこそ今の現状を疑問に思い、改善をして人は成長するのだと思います。

人生というのは失敗の連続ですから、どれだけ多くのチャレンジをして、失敗をたくさんしてでもひとつでも多くの成功を得ることが大切なのだと思います。

失敗は挑戦しなければ起こりませんから、失敗したことが悪いことではないのです。

失敗をするということは、自分の可能性を信じたということですから、その前向きな心意気は褒めてあげたいなと思います。

公平なルールの上で、自分らしさを表現するために、自分の可能性を信じて挑戦してこそ、人生はより良く、より豊かになるものです。

公平なルールを守り、自分を信じて挑戦し、自分を成長させていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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