「おかげさま」と「身から出たサビ」

（山中伸弥京都大学IPS細胞研究所所長）

“何か悪いことが起こった時は「身から出たサビ」、つまり自分のせいだと考え、反対にいいことが起こった時は「おかげさま」と思う。この二つを私自身のモットーにしてきました。研究こそまさに単調な毎日で、歓喜の上がる成果は一年に一回どころか、数年に一回しかありません。上手くいくと自分が努力したからだとつい思ってしまうものですが、その割合って実は少ない。周りの人の支えや助けがあって初めて、物事は上手くいくんですね。“

人のせいにしないから、反省をし、成長を続け、反省を活かして次の行動を行うので、成功をすることが出来るのだと思います。

悪いことをしたから落ち込んでいるだけでは何も変わりませんし、結果が悪かったからと努力を辞めてしまっては良い結果を得ることはできません。

そして、悪い時だけ反省するのではなく、良い結果が出た時もどうすればもっとよい結果になったかを反省することで、より良い結果を得続けることが出来るのです。

一日が終わったら必ず反省をするために、「おかげさま」と「身から出たサビ」の謙虚な気持ちを持ち続けることが大切だと思います。

人間は不完全なものなので、必ず何かは至らないところがあり、改善する余地があるのです。

日々の色々な出来事からきちんと反省し、より良い人生をつくっていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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