「奇跡を起こす方程式」

（佐渡裕指揮者）

“例えば何でこんな大事な演奏会の日に雨が降るんだとか、何でこんな音響の悪いホールで本番をやらなきゃいけないんだと思ったら、感謝力は0.7になってしまい、せっかくそれまで足してきた才能も努力も全部マイナスになる。でも、奇跡を起こせる人間は、失敗した時こそ、「ありがたい」と感謝できる。悔しい時ほど「ありがとう」という言葉が自分を元気にしてくれるし、次に向かう原動力になる“

奇跡を起こす方程式とは、（才能+運+努力）×感謝力　というイメージでしょうか。

感謝の気持ちがなければ、すべてゼロになってしまうということで、感謝の気持ちどころか憎しみや妬みなど後ろ向きな気持ちだとマイナスになってしまうということです。

感謝の気持ちがあれば、常に前向きでいられますから、どんなに悪い状況になったとしても改善する道を見つけることができるのです。

今、私も感じているのは能登で被災させた方々と比べると、どれだけ恵まれているのかという事です。

そのことに感謝すれば、今まで以上に努力をする気力が湧いてきますし、気力が充実すると楽しくなりますし、健康にもなります。

今ある当たり前は当たり前ではなく、今生きていることですら奇跡なのだと思いますから、常に感謝の気持ちを持って、前向きに生きていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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