「私を救った兄からの手紙」

（越智直正タビオ会長）

“辛い思いを手紙にしたため、兄に送ったことがありました。すぐに兄から返事がきました。封筒の中には二枚の便せんにたった二行「山より大きな猪はいない　海より大きな鯨はいない」とありました。きっと兄は間違って書き送ったに違いない。最初はそう思いました。しかし、読み返していくうちに、それが兄からの戒めであることが分かったのです。いくらガタガタと泣き言を連ねても、実際はお前が言うほどのことはない、黙って自分の職務を全うせよと兄は説いたのです“

この手紙の後、一度実家へ帰ってこれるようかけあい、「ただいま」と帰ってきた弟に対し、「こんにちは」だろ！と帰る場所が無いことを教えて頑張り切れるよう背中を押してくれたそうです。

「心を鬼にして」相手のために厳しい事をいう。

越智さんのお兄さんは、心で泣きながら弟に厳しいことを言ったのだと思います。

相手のために鬼になる。言葉では言えますが簡単な事ではありません。ときには恨まれるだけになってしまうからです。

もし、自分のために厳しい事を言ってくれる人がいたら、感謝しなければならないと私は思います。

私も、たくさんのそういう人に出会えたからこそ今があるのだと感謝しています。

乗り越えられない壁は与えられませんし、逃げても必ず似たような壁が現れますから、歯を食いしばって乗り越えていくことが大切だと思います。

壁を乗り越えた楽しい未来を想い描き、自分の可能性を信じて、前向き取り組んでいきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

==================================================

あなたの仕事を支えるビジネスパートナー

　　「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。