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5.152024
「法隆寺の鬼の教え」
「法隆寺の鬼の教え」
(小川三夫 鵤工舎舎主)
(小川三夫 鵤工舎舎主)
“素直に素直に触れていないとな。見て真似するんだったら素直な気持ちでなくちゃ真似できませんからね。批判の目があったら学べません。うちの弟子なんかでも、素直じゃないと本当の技術が入っていかないですね。ちょっと知識があったとか中途半端な勉強をしてきてると素直に聞けねえから、往々にして間違いが起こる。いまは学校でも時間がないから深く教えないでしょ。ちょっとした知識だけ持たせて世の中に出してしまう。だから、素直に物に触れることができない子が多いんですよね。”
良いも悪いも考えずに、先ずは言葉のまま全力でやってみるということが大切だということでしょうか。
「ここはいいけど、これはちがう。」こんなことを思っていたら学ぶことはできませんし、自分の考える範囲でしか成長することもできないと思います。
そして、大切なことは、目的を達成することですから、途中の良し悪しばかりを気にしていたら望む結果が得られないのだと思います。
自分のプライドや経験。自分が過去から現在に培ってきたことや大事にしてきたことが、時に邪魔になってしまうものです。
今の自分の考えや行動では上手くいかないのですから、素直に学び、素直にやってみることで違う結果が得られるのです。
「言われたらそのままやってみる」そうやって知行合一することで、どんどん新しいものを自分に取り込んでいきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。