「両目を失明した時に九歳の息子が言ったこと」

（福島令子「指点字」考案者）

“でも、智はね、お医者も恨まなかったし、神仏にも不平を言わず、親にもとやかく言いませんでした。そしてね、自分は失明しているのに、祖父が泣いてると聞いたら「お祖父ちゃんに電話をかけるから地下まで連れてって」と言って、病院からこんな電話をしたんです。「お祖父ちゃん、泣いても仕方ないんだよ。するだけのことをしてこうなったんだから。世界中で一番偉い先生が診てもダメな時はダメなんだよ」って。そして「僕はね、いま悲しんで泣いてるより、これから先、どういうふうに生きていったらいいかを考えるほうが大事だと思ってるんだよ。お祖父ちゃん、僕は大丈夫だからね」。“

9歳の子供が失明をしたときの出来事だそうですが、時々口を言ってしまう自分が恥ずかしくなりますね。

愚痴をこぼしても、不満を言っても現実が変わることはありませんから、現実を受け入れ、これからどうするのかを考えることの方が大切ですよね。

そして、考えたらあとはそれを行動していくだけです。

こうしたら完璧というものがあっても、いきなりそれが出来るとは限りません、先ずは出来ることからで良いと思います。

出来ることを全力でやる！その積み重ねで余裕が出来てきたらプラスワンする。そうやってより良くしていくしかないと思います。

「なぜこんなに辛いことが起こるのか」その答えは、自分に何かを気付かせ、より良い人生にするためだと思う以外に前に進む道は無いと思います。

当たり前のことに感謝し、当たり前のことに桁外れの情熱で取り組める自分になることで、たくさんの人の役に立つことが出来ます。

ひとつひとつの出来事をしっかりと反省し、経験という名のスキルにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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