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9.132024
「準備・実行・後始末」
(桜井章一 雀鬼会会長)
“いま世の中って、点数だけを見ているじゃないですか。私はもっと、人生の基本というものを重視しているんです。例えば、今日は朝の11時から大会だといったら、11時に来るやつは遅刻です。10時半に来た子ですら、申し訳なさそうに入ってくるんですよ。もう1時間でも2時間でも前から集まって練習をしたり、準備をしたりしています。物事を行うということは、すべて「準備、実行、後始末」なんです。ところが、後始末をできる大人が、いまは皆無ですね。そういうところから、子どもたちの大人
に対する疑問や反抗心が起きていると私は思うんです。麻雀に限らず、例えば会の催しで皆で海なんかに行くと、私を含めて全員が、荷物だとかをパパパッと整理して帰っていく。「準備、実行、後始末」というのはワンクールです。”
自分のことばかり考えているから「11時に来れば良い」と思ってしまうのですから、自分のことばかり、自分中心に考えていてはダメだということですね。
大会というものは、たくさんの方々のご尽力があって初めて開催されるものであり、たくさんの方々の応援のお陰で大会に参加させていただけるのです。
ですから、その大会でしっかりと活躍できるように練習したり準備をする、運営に協力をするということが人として大切な部分だと思います。
大会が開催されることは当たり前のことではなく、有難いことなのですから、感謝の気持ちで「準備・実行・後始末」をすることが大切なのです。
人生は「準備、実行、後始末」このワンクールで成り立っていますから、キチンと出来る人は仕事もプライベ―トも豊かになっていきます。
今日の後始末をしっかりすれば、疲れも溜めず元気に明日を迎えられ、明日はどんな準備をすれば良いかが明確になれば、そこへ向けた準備がしっかりできますから、翌日も必ずよい仕事を実行することができるのです。
よい仕事を実行することが出来れば、必ず成果も変わっていきますから、「準備、実行、後始末」をきっちりできるようにしていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。