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1.202025
「脳にベクトルを持つ」
(加藤俊徳 脳の学校代表取締役・医師)
“人間というのは、得意な脳番地でものを考えます。人生において何らかの明確な目標を持ったり、自分の得意な分野をつくり上げていくことは、そこで活性化される脳番地を中心に物事を考えることに繋がります。そしてそれがその人の思考の視点となるのです。強い目的を持ってまっしぐらに進んでいく人の脳が著しく活性化され、成功を掴むことができるのは、脳の観点からも得心できるのです。逆に、漫然と人生を過ごしている人は、脳にベクトルがないために思考の視点が定まりません。人間的にも魅力的な特徴に乏しく、飛躍的な成長もあまり期待できないと思います。日々を漫然と過ごさないためにも、先にやることを明確に設定することが大事です。明確な目標があることによって、それに対応する脳番地が活性化されるのです。”
常に目標を持つことで、脳に刺激を与え活性化させることができるので、成長するためには目標を持つことが大切だという事です。
身体は10代後半をピークに成長が止まりますが、頭は使えば使うだけ、能力が高まっていくものだと科学的にも実証されています。
筋肉が鍛えたら強くなるように、脳も鍛えたら強くなるもので、しかも鍛えたら鍛えただけ強くなるのは脳だけなのです。
鍛えるという生き方ができるのは、人間という生き物だけですから、人間らしく生きるとは、成長意欲を持って生きる事なのかもしれません。
一番簡単な目標は、身近な人を目標に持つということだと思います。
その人を常にイメージし、「あの人ならどうするだろうか」「あの人ならどうなっただろうか」・・・その人に追いつき追い越そうとすることで、常に目標をつくることができるからです。
「他人に出来ることは自分にも出来る」そう自分の可能性を信じて、全力でやり切ることが成功の秘訣です。
最高の自分に向けて、前向きに考え、一歩を積み重ねていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。