「どの子も子供は星」

（東井義雄教育者）

“55年にわたった教員生活の中で、ずうっと願い続けてきたことは、「人間に屑はない」ということです。どんなに名を知られてないような草花でも花を咲かせるように、どんな子供たちにも、一人ひとり咲かせなければならない花があります。今は何か子供の学習の点数というものに、親も学校の先生も頭を縛られてしまって、点数の低い子供はつまらない子供だと考えてしまう傾向が強くなりました。しかし、能力には高い、低いがありましても、点数は低くても、その子供しか持っていない光というものがあるのです。私はいつも、「どの子も子供は星。みんなそれぞれが、それぞれの光をいただいてまばたきしている。僕の光を見てくださいとまばたきしてる。私の光も見てくださいとまばたきしている。光を見てやろう。まばたきに応えてやろう。光を見てもらえないと、子供の星は光を消す。まばたきをやめる。光を見てやろう。そして、…天いっぱいに子どもの星を輝かせよう」“

ひとりひとりに個性があり、それぞれに良いところ悪いところがあるのですから、それを把握して活躍できるようにしていくことが大切だと思います。

仕事は人格でするものと言われており、自分の性格に合わせてひと手間を加えた行動をすることで、良い仕事ができるようになっていくものです。

ひとりひとりが素晴らしい個性を持っているものですから、その個性でみんなの役に立てるように行動を変えていくことが重要なのです。

例えば、自分の性格は〇〇だから右だと思ったら左にしよう。などと、今までの経験から把握した傾向に合わせてこれからの行動を変えていくのです。

プロとして最低限必要な技術や知識はありますが、それは誰にでも身に付けられることだと思います。

その技術や知識を自分の性格に合わせてキチンと活かしていく、いつでもどんな時でも発揮できるようにしていくことで、安全安心を提供していくことができるのです。

素直な気持ちと成長意欲を持ち続け、自分の行動を変えていけば、必ず自分らしく輝き、楽しい人生にすることができます。

自分という一番星を輝かせ続けていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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