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3.62025
「誕生日は、産んでくれた母に感謝をする日」
「誕生日は、産んでくれた母に感謝をする日」
(松崎運之助 夜間中学校教諭)
“年が違おうと国籍が違おうと、父がいて母がいて、今日まで多くの方々に支えられて生きてきたことは変わらない。それは私も同じです。…私は両親が満州から引き揚げてくる混乱のなかで生まれました。小さかった兄は、私が母のお腹にいる時、逃避行を続ける最中で息絶えたといいます。失意のどん底に叩きつけられた母は、泣き明かした後、「いま息づいているこの命だけは何があっても産み出そう」と誓い、私を産んでくれたのです。 私は誕生日が来る度に、母からこの話を聞かせられました。「あんたが生まれたのはこういうところで、その時、小さな子どもたちがたくさん死んでいった。その子たちはおやつも口にしたことがない、おもちゃを手にしたこともないんだよ。あんたはその子たちのお余りをもらって、やっと生き延びられたんだ。あんたの命の後ろには、無念の思いで死んでいった人たちのたくさんの命が繋がっている。そのことは決して忘れちゃいけないのよ」私は生まれてこのかた、母に誕生日プレゼントをもらったことはなかったし、欲しいと思ったこともありません。“
生んでくれたこと自体が最高のプレゼントだからこそ、それ以上のものを求めることはなかったということでしょうか。
確かに私も「命懸け」という言葉を時々使いますが、ほとんどの場合に命を懸けていないものですが、女性は本当に命懸けで赤ちゃんを産み、そして母になるのです。
父と母ふたりがいて初めて自分という存在が生まれ、そこからたくさんの人の力を借りて成長していきます。
自分一人で生まれ成長していくことなんてありえないのですから、今、生きていることに感謝し、誕生日を迎える度に両親に感謝する伝えることが大切だと思います。
言葉で伝えられるのが一番かもしれませんが、伝える方法はたくさんありますから、何かしらの形で伝えていくと良いですよね。
そして、この世に生を受けた感謝の気持ちで両親はもちろん、お世話になった方々みんなにお返しする唯一の方法は、世の中の役に立つことをすることです。
より多くの人に「産まれてきてくれてありがとう」と喜んでいただける仕事をしていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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